こんにちは!ちなママです。
今回の記事では財務優良・高配当が魅力のニホンフラッシュ(7820)について、実際に買ってみたのでご紹介したいと思います。
ニホンフラッシュ(7820)について
ニホンフラッシュとは
ニホンフラッシュは内装建具、内装造作材、収納家具の製造販売を行っています。
マンション向け内装ドアで国内首位です。
完全オーダーメイドが特徴で、中国で利益の過半を稼いでいます。
株価推移
ニホンフラッシュの株価は1月13日の終値で877円です。
チャートを見てみると、2012年頃から大きく上昇し、2018年頃から上下を繰り返して安定しています。
最近は下落トレンドですね。
配当利回り
2023年3月は36円の配当金を予定しており、配当利回りに換算すると4%近くあります。
配当金はきれいな右肩上がりで推移しており、株主還元に積極的な印象です。
配当性向
配当性向は、企業が無理して配当金を出していないか示す指標になります。
ニホンフラッシュの配当性向は、2022年3月で20.9%とかなり低い水準で、今後も増配する余力がありそうです。
50%以上だと少し無理している印象ですが、4%近い配当なのに、配当性向20.9%は正直驚異的な低さです。
営業利益率
営業利益率が高い=収益性が良いとなります。高すぎても注意が必要のようです。
一般的には0~5%は普通、5~10%は優良、10~15%は超優良と判断されます。
ニホンフラッシュの2022年3月の営業利益率は14.71%で収益性は良さそうです。
自己資本比率
自己資本比率は「自己資本」=「返さなくてもよいお金」の比率になるので、高いと「倒産しにくい」ということができます。
50%以上でかなり良好な状態となります。
ニホンフラッシュの自己資本比率は2022年3月で69.6%と高く、倒産しにくい水準と言えそうです。
営業CF
営業CFは本業による収入と支出の差額です。
営業CFが安定してプラスであれば本業が安定していると言えます。
ニホンフラッシュの営業CFは2013年にマイナスをつけて以降プラスなので、2014年以降の本業は安定していると言えそうです。
株主優待
ニホンフラッシュの株主優待はありません。
リスク要因
財務指標は非常に優秀ですが、中国での利益が過半なため、台湾有事などの地政学リスクはあるので、その辺は注意が必要ですね。
まとめ
- 株価は近年は下落トレンドのため、下げ止まるタイミングが買い時?
- 配当金は増配傾向で、配当性向は非常に低く、今後も増配が見込めそう
- 営業利益率・自己資本比率・営業CFはいずれも優良
- 地政学リスクには注意が必要
以上、参考になれば嬉しいです。
コメント