こんにちは!ちなママです!
今回は西松屋チェーンの株について分析していこうと思います!
株主優待が人気の銘柄ですね!
西松屋チェーンとは
事業概要
西松屋チェーンは1956年に設立された、ベビー・子供の生活関連用品の販売事業の単一セグメントの東証一部上場企業です。
本社は兵庫県姫路市にあります。
店舗数は順調に増加しており、平成30年に全国で1,000店舗に到達し、令和3年2月時点で1,009店舗にまで増加しています。
株価の推移
令和3年4月23日時点で1,686円です。
2017年頃から右肩下がりで2020年3月のコロナショック時に600円台まで下がりましたが、ワクチン発表後は好調のようです。
株価の割安性について
株価の割安性を表す指標は、一般的にPERやPBRが用いられます。
PER
- PERとは・・・株価収益率と呼ばれ、一株あたりの純利益と株価の比率を表す投資尺度
簡単に言えば投資家の期待度を表します。
PERが低いということは、企業の収益がいいにも関わらず投資家から過小評価されており、株価が低い場合です。
言い換えれば、適正な価格より低い=割安で今後値上がりが期待できるということですね。
PERが15倍~20倍が適正なPERと言われており、15倍以下を割安と言われたりします。
西松屋チェーンのPERは11.5倍で比較的割安な水準と言えそうです。
ちなみに、西松屋チェーンは小売業に分類されます。
小売業の平均PERは30倍前後で、同業種としても、割安な水準と言えますね。
PBR
- PBRとは・・・株価純資産倍率と呼ばれ、株価が1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度
PERは純”利益”と株価の比率ですが、PBRは純”資産”と株価の比率です!
PER同様に、低ければ割安になります。
一般的にPBRは1倍を切ると割安な水準とされています。
西松屋チェーンのPBRは1.5倍程度で、標準的な水準と言えそうです。
業績について
EPS
業績を語る上で絶対に外せない指標の一つにEPSがあります
- EPS・・・1株当たりの当期純利益を表す(単位:円)
なぜEPSが重要であるかというと、当期純利益が株主への配当の原資となるからです。
EPSが伸びているということは、その企業の収益が良くなっていると言えます。
西松屋チェーンのEPSの推移は、
- ・4期前(18.2)・・・74.2円
- ・3期前(19.2)・・・34.5円
- ・2期前(20.2)・・・17.3円
- ・前期(21.2)・・・133.3円
となっています。
コロナで一旦大きく下がりましたが、前期よりコロナ前の水準より大きく持ち直していることが分かります。
EPSは順調に伸びてきていると言えそうです。
ROE
簡単に言えば、株主に出資してもらった資本からどれだけ上手く利益を生み出しているかを表す指標です。
目安は10%が標準、20%を超えると優秀と言われています。
西松屋チェーンのROEは12.3%で標準的な数字と言えそうです。
ROA
ROEが”株主資本”に対して、銀行等から借り入れた金額を合わせた”総資本”からどうれだくうまく利益を生み出しているかを表す指標です。
目安は5%以上が優秀と言われています。
西松屋チェーンのROAは7.5%で優秀な部類と言えそうです。
株主還元について
配当金
西松屋チェーンの今期配当金は会社予想で23円です。
仮に100株保有した場合は年間2,300円の配当が受け取れることになります。
現在の株価を1,686円とした場合の配当利回りは1.36%になります。
株主優待
株主優待は100株保有すれば、年2回1,000円相当の西松屋で使えるプリペイドカードがもらえます。(2月20日、8月20日)
100株 | 1,000円相当/回 |
500株 | 3,000円相当/回 |
1,000株 | 5,000円相当/回 |
更に3年以上継続保有した場合、追加で500円相当のプリペイドカードがもらえます(2月20日)
100株 | 500円相当/回 |
500株 | 1,000円相当/回 |
1,000株 | 3,000円相当/回 |
3,000株 | 4,000円相当/回 |
5,000株 | 5,000円相当/回 |
現在の株価を1,686円とした場合、100株を3年以上保有すると年間2,500円相当もらえるので、優待利回りは1.48%になります。
配当+優待利回りで2.84%です。
高配当とまではいきませんが、割と高い利回り水準かと思います。
まとめ
- 割安性・・・比較的に割安な水準
- 業績・・・全体的に割と優秀
- 株主還元・・・高還元とまでは言えないが優秀な部類
日常的に西松屋チェーンを利用するのであれば十分検討の余地ありですね!
現在の西松屋の業績がいいのは、コロナの影響で消費者がブランド服からコスパ重視の西松屋に移っているともいえるので、コロナ終息後の業績にも注目していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
コメント