【実体験】妊娠中、低血圧で立っていられなくなりました

【実体験】妊娠中、低血圧で立っていられなくなりました 妊活

こんにちは、ちなママです。

今回は私が実際に体験した妊娠中の低血圧で立っていられなくなった話について書きたいと思います。

いつごろから始まった?どんな症状だった?

私は、妊娠8週から症状が始まりました。

妊娠7週までは一般的なつわりの症状である、吐き気やだるさなどは何もなく、本当に妊娠しているの??といった感じでしたが、妊娠8週を迎えたあたりで、なんか気持ち悪いかも・・・といった症状が出てきました。

頑張れば仕事にも行けましたが、ほぼ立っていなければならない仕事なので、ちょっとしんどいかなと思い、お休みをいただきました。

食事を摂ろうと思えば摂れたのですが、なんか起きるのもつらいし食べなくてもいいや、と思い、2日間ほとんど食事せずにベッドで過ごしていました。

(それがいけなかったのかもしれません・・・)

いざ起きてみると、低血圧になった時のように、めまいがして立っていられなかったです。

低血圧になるのもつわりの症状??

実際に血圧を測ってみると80~90/50mmHgほどしかなく、本当に血圧が下がっていました。

ちなママ
ちなママ

妊娠中に低血圧になるってネットに全然載ってない・・・

これも妊娠による症状なの??

ネットで妊娠初期の症状について調べても低血圧になるといった記事はほとんどなく、つわりについて調べても吐きづわり・食べづわり・眠りづわりくらいの記事しかなかったため、低血圧になるのも妊娠に伴う体の変化なの?と不安でした。

その頃はまだご飯は食べられましたし、吐き気もありませんでした。

なんで妊娠すると血圧が下がるの??

妊娠中に増加するエストロゲンというホルモンには血管を広げる作用があります。

専門用語にはなりますが、血圧は循環血液量×末梢血管抵抗で表されます。

妊娠中は徐々に循環血液量も増加するのですが、エストロゲンにより血管も広がっています。

どうして私は低血圧になってしまったんだろう・・・と悩みに悩み、考えた結果、

血液量が少ししか増えていないにも関わらず、血管が広がって末梢血管抵抗が下がるため血圧が下がってしまうのではないか?

という結論に行きつきました。

また、私は妊娠前からずっと立っていると血圧が下がる起立性低血圧の症状があったため、妊娠に伴う自律神経の乱れから血圧の調節がうまくいかなくなったのかな?と思いました。

低血圧で仕事ができない日々

低血圧による立ちくらみ、めまい、頭痛がひどく、つわりによる吐き気も出てきたため、ご飯を食べることも出来ず、椅子に座っていることも出来なくなり、ずっと座椅子の上で過ごしていました。

仕事は症状が出てから1カ月半ほどお休みしました。

有給を使い切ってしまったため、お給料は無給になるところでしたが、健康保険から傷病手当がでたのは有難かったです。

 
低血圧くらいなら、頑張れば仕事に行ける、という方もいらっしゃるかもしれませんが、急に血圧が下がりフラフラして倒れてしまうこともあるかもしれません。
 
もし倒れて、頭を打ったり、お腹を打ったりすれば母子ともに危険な状況になってしまいます。
 
低血圧は、つわりの一種というわけではないのかもしれませんが、妊娠に伴う体の不調なので、赤ちゃんと自分を守るためにも、会社に伝えてお休みを頂きしっかり休んだ方が良いです!

母性健康管理指導事項連絡カードを活用しましょう

妊娠に伴う体の不調で仕事に行くのが辛い、通勤が辛い、立ちっぱなしの業務がしんどい、などといったときには、母性健康管理指導事項連絡カードというツールを活用すると便利です。

母性健康管理指導事項連絡カードとは、働く妊産婦の方が医師等から通勤緩和や休憩などの指導を受けた場合、その指導内容が事業主の方に的確に伝えられるようにするために利用するものです。

妊娠に伴う体の変化にはさまざまなものがあり、職場の方の理解が得られにくい場合もあると思います。その時は、主治医の先生にこのカードを書いてもらい、職場に提出すると、雇用主は記載されていることに従わなければいけなくなるので、妊娠中も働きやすくなると思います。

実際私も、これ以上職場に迷惑はかけられない、とまだ血圧が下がっている状況で復帰しましたが、10分以上立っているのもしんどく、仕事にならなかったので、自分と赤ちゃんのためにも、もう少し休んでも良かったのかな、と思いました。

また、つわりがおさまったなら安定期だし働けるよね、といった感じで、低血圧でしんどいという状況は理解されづらかったので、立っていなければならない業務もしなければいけませんでした。

ですが、長時間は立っていられなかったので、自分の思うように働けませんでした。

母性健康管理指導事項連絡カードを活用して、立ち仕事の業務から外してもらうよう、会社にお願いしても良かったかなと思っています。

低血圧は理解されづらい妊娠に伴う不調です

私自身、低血圧が落ち着いたのは妊娠6か月目くらいからで、完全に元の調子に戻ったのは出産後でした。

出産するまで、長時間立っているとめまいがしましたし、椅子がある場所でないと不安でしょうがなかったです。家事をするときもキッチンに椅子を用意したり、休みながらしていました。

低血圧は、つわりの一種ではないのかもしれませんが、妊娠に伴う体の変化であり、不調には違いないありません。

低血圧の状態で無理すると、赤ちゃんも危険な状況になりかねないので、仕事は無理をしない、少しでもふらついたらしゃがむ、長時間の立ち姿勢は避ける、家事や作業の際にはそばに椅子を用意しておくことなどに気を付けることが大事だと身をもって実感しました。

妊娠中は様々な体の変化が起こり、これも妊娠したからなの!?と戸惑うこともあると思います。

妊娠してから血圧が下がり、体調が悪い方に、低血圧も妊娠によるものだということが伝われば良いな、と思います。

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